おばあちゃんが亡くなり
仕事を退職してから
はじめてお母さんのお墓参りに来ました。
お母さんは、おばあちゃんと
お母さんは赤ちゃんだった頃
混乱の情勢のなか、満州から引き上げてきて
看護見習いをしているころ
おじいちゃんが倒れ
闘病の末、おじいちゃんが亡くなったあとは
年の離れた兄弟の面倒を見て
実家の家業の魚屋の仕事をがんばった人生でした。
わたしとお姉ちゃんを
学をつけさせたい、と
お母さんの姉妹曰わく
「すごくオシャレで自慢だった」存在なのに
自分の物なんか
買ったことないくらいに
頑張って働いて学校を出してくれました。
まだ、介護の仕事が注目され始めた頃だったので
「学校出してまで、人の下の世話なんて、下の下の仕事だ…」
と、言われたコトをよく覚えています。
でも、伝手のありそうな人には
「娘がこういう学校に行っていて仕事をやりたいって言ってるから、何かあれば頼む」
と、言って言っていてくれたそうで
仕事についてからも
上司のところにも
魚を持って行ったり
してくれたそうです。
そういうことを、お母さんが亡くなってから知ったということもあり
福祉の仕事をするなら地元で、という
本来の自分の気持ちもあった仕事を辞めたコト
おばあちゃんが亡くなったコト
お墓の前で手を合わせたら
申し訳ない気持ち、悲しい気持ちで
すごく切なくなりました。。。